思いつくものすべて、
ずっと前からの
思い出すものすべて、
忘れたものまで
大したことでもものでもない
ありふれた黒雲母
無限劈開散らばって煌ら
埋め尽くす無意味の地平を
六角形の星星は集めきれない熱視線
こっちを見てと言っても聞かない分からずやのために
めくってはがして100枚ページ黒雲母
今日も描くふたり好きなものだけストーリー
爪の花弁を重ねてそっぽは向かせない
大したものでもことでもない
これが秘密の無量の内訳
鹿嶋（イラスト）:詩には無限のストーリーが詰まっています！そんなことをイラストにも表現できたらいいと思います。創作よ虹色に煌めけ！
eos Hoshiyo（詩）:彼の瞳を見つめながら書いた詩です。その色にふと、黒雲母という言葉が浮かびました。タイトルは鹿嶋さんからのリクエストによるものです。鹿嶋さんとの初めてのコラボになり、感無量です。
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Hachi-Octavius
なんだか甘くて幸せな気持ちにさせてくれる（思い出させてくれる）作品でした。
黒雲母という鉱石の特徴を調べた時に、詩の内容と繋がってさらに幸福度が上がりましたね。
彼の目に映るすべてがきらきらしていて、その瞳を見つめるこっちまできらきらの気持ちになる、そんな感じがします。
それってほんとに幸せな時間だよねぇ（遠い目）
Kashimarakka
イラスト担当＆eosの詩ファン代表の鹿嶋でございます！
イラストと詩、2つ合わさって見える視線、感じていただけて嬉しいです！！！
私もこの詩を見ると幸福な感慨に浸ってしまいます。記憶が、光景が染み込み、煌めき、なんて素敵なことだろうと感動しました。
はかりしれないこと、体感で、詩は教えてくれるな〜と思います…！
この素晴らしさを知ってもらいたいと、心より思います！
eosHoshiyo
コメントありがとうございます。
雲母はなんとも言えない不思議なもので、子供の頃私は劈開して、一体これは何なのだ？？？？？と思っていました…今思い出しても不思議です…。いま調べてみても不思議です。雲母のことまで調べていただきありがとうございます！！💎